ナカガイクライミングジムスタッフブログ

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NKGIシリーズ 第4戦 摂津

2013年7月26日

昨日は摂津店にてNKGIシリーズ第4戦、ロングボルダーでミドル2本、オープン2本で行いました!ミドルといっても今回はほとんどビギナーの難易度で、オープンもミドルの難易度といってよかったと思います。設定はミドル一本目が18手の5b+、ミドル2本目・オープン1本目が34手の6b+、そしてオープン2本目が31手の7a、すべて山田が設定で、グレードは体感です。

結果は、オープンは多田さんが優勝!ミドルの優勝は郡さんでした。キッズで参加の吉田くん、惜しかった!女子は各カテゴリー1名ずつの参加でした。

NKGIシリーズ 第4戦 摂津 リザルト
オープン 1本目 2本目
多田 34 11 45
重尾 31 8 39
大山 30 7 37
今西 29 8 37
田平 23 11 34
ミドル 1本目 2本目
18 30 48
吉田 18 29 47
岸本 16 12 28
山下 15 11 26
4 6 10

オンサイト方式のコンペは、運営する側の手間と天秤すると割に合わないことが多いので近頃あまり見なくなってきましたが、選手側からすれば本当の能力を試すことのできる絶好の機会で、クライミングのことを真剣に考えれば、もっとあっても良いコンペ形式だと僕は思います。

出場する側としては緊張感の負荷が高いのでどうしても物怖じしてしまいますが、まずはこれに臨むという姿勢こそ、困難なことに身一つで立ち向かうというクライミングの根本!どんどん挑戦していきましょう!


新!ロングボルダー白鷺!

2013年7月18日

BPTMMw8CAAAZSK2正田マン設定のこのルート、終了店保持に泣かされましたが、昨日、完成しました!
スタートから身体を捩って捩って、捩りレストが随所で効いてくるこのルート。大きく開くムーブとしっかり縮めるムーブの連続で、とことん体幹、特に腹まわりが破壊されます!すごく、いいです。最後は忍耐の垂壁シークエンスから弾き出されるようなランジ!まったく登らせてあげようとしない感じで苦労しました。グレードはNKGIグレードで少なくとも8a、白鷺店史上、最難課題だと思います。
さあ、超えるべきはこの一線、最初に越えるのは誰だ!?


壁にぶち当たった時に

2013年7月3日

自分にない、不得意なムーブが2箇所で出てくるライン、不得意な部分は気持ちの焦りからどうしても必要以上のエネルギーを投入してしまって、その後のパートの登りに濃く影を落としてしまう。ムーブはできる、登りきるだけの十分な能力を備えているはずなのに登れないのは、この気持ちの焦りをコントロールできない故に、随所で無駄なエネルギーをロスしてしまってるから。これを自分のOKラインのムーブにまで落とし込んで気持ちの独り走りをを馴らすのがトレーニング。
気持ちのコントロールを強く意識してトレーニングすると、身体もコントロールされて、登りに使う筋肉群も(完璧じゃないけど、)最適化されたものに近くなってくる。結果、高い次元のトレーニングが出来る。

登れないときに欠けているものは、大抵の場合「保持力」とか「持久力」とか「体力」とかそういった誰かに名前を付けられて一般化されたものじゃなくて、もっとよくわからない、自分の内にある、「何か」。
「何か」は、自分の気持ち-メンタルの中に居座っていて、こいつが完璧にコントロール出来るなら、たぶん世界で最も難しいグレードの課題が、指が折れるとか無い限り軒並み登れるはず。

言い替えれば、トレーニングはこいつが何者なのかの探求で、こいつの攻略になってくる。今のところ、こいつにも体調の良し悪しがあって、バイオリズムがあって、それは自身の体調・メンタルに関連が無いわけではないのだけど、彼には彼自身の周期があるようにも思う。ちょうど気の合わない友人と付き合ってる感じ。

とにかく、トレーニングの核となるのは、名前のついた一般化された能力を一生懸命鍛えることじゃなくて、この「友人」を追い込んで、その姿を明らかにすること。「彼」は体力的にも精神的にも限界まで自分を追い込んだときに、やっとはじめてチラリと顔をのぞかせる。もっとよく見て彼を研究したいけれど、自分をその限界点に留まらせておくにはあまりに力不足で、その為に、「彼」をよく観察するために、もっともっとトレーニングが必要になってくる。

自分の内の、「彼」をコントロールすること。名前のついた能力を鍛えたところで彼の正体は一向に明らかにならないし、「クライミング」の向上には結びつかない。だからちょうど「彼」は「クライミング」に等しいのかも知れない。