ナカガイクライミングジムスタッフブログ

ナカガイクライミングジムのスタッフブログです。

京橋の今

2012年12月31日

ヨーロッパから帰ってきて1か月がたちましたが、帰ってきてからというもの各店舗のスタッフには全然入ってません!というのも京橋にて、新しい店舗の工事をずーっとやってます。

工事は11月の終わり頃からはじまって、12月からほぼ週5でバリバリ?壁を組んでいました!作業の終わりには摂津店のこたつでこと切れて、2時間ほど深く落ちてから、目覚めてボルダーセッション乱入!みたいな日々が続いてます。でもそろそろトレーニング開始です。

作業終了後の一枚(京橋)京橋の作業は昨日の時点で、ついに最も大切なウォールの施工が終わりました。まだウォールの色を塗ったり、目隠し入れたりする作業が残っていますが、緊張感のある作業はほぼ完成。

出来上がってみると、その全貌がえらいことになっていることに気づきました。もちろんすべての壁はひと繋がり。ナカガイらしく形状に富んだ壁で、複雑なバランス移動を要求されます。パワーごり押しが通用しにくく、身体の軸を絞って、そしてまた絞って、身体のトルクを活かした岩場のクライミングをイメージさせます。

登攀距離でイメージしてみると、垂壁~緩傾斜壁(京橋)強傾斜壁(京橋)

あんまり高さのないウェルカムな初心者垂壁ゾーンから、ちょっと傾斜のつく初級者ゾーンまで横にトラバースする感覚で約7メートル。そこから巨大な変形ルーフ帯の基部をトラバースして、一枚モノの強傾斜基部まで2~3メートル。

強傾斜壁のスケールはリップまで約5メートルあって、幅も3.6メートルあるので、なかなか振り絞った登りが必要になるかと思います。

そんな感じのルート構成だと14~15メートルくらいで、たぶんそれだけでも30~40手ぐらい。

摂津店の規模は最大登攀距離が無限遠に取れるので比較はしにくいんですが、それでもそれにほとんど匹敵する能力をこのウォール群は間違いなく持っています。

変形大ルーフ(京橋)変形ルーフ~傾斜壁(京橋)さらに、変形ルーフ帯をその基部から真っ向勝負で突き抜けると、幅4メートルの傾斜壁が待ち構えたそのあとに、間髪入れずにまた切り返しルーフが待っています!ここは幅の狭いルーフですが、形状の切れ込みが激しいので身体をくるくる回転させるムーブ(正田マンの得意なやつ!)が出てくることと思います。

そして最後はウェルカム~初級者/中級者向けかな?と考えている面一緩傾斜壁で〆です。ここは高さと幅が意外にでかい!振り返ると切り返しルーフがあってなかなか楽しい光景です。こうなってくると、登攀距離は30メートル近くなってくる?手数でいうと80手とかなってきますので、もうなんか僕頑張りますからみんなも頑張ろう!みたいになってきます。

他にも山が幾つかあって、この店舗だけでちっちゃいクライミングジムが3店舗くらい入ってる感じで、すごく楽しみです。

オープンに向けてこれから照明入れたり、内装やったり、掃除やったり、あと塗装があったり、細々したことがいっぱい残ってますがここからはスピードと決断力・行動力の勝負!オープンの1月25日まで燃え尽き頑張ります!プレオープンはやるのかな?


摂津店セッション報告

2012年12月20日

昨日は、年末でお忙しいのにお集まり頂きありがとうございました!!

セッションの内容は前半オレンジテープ15課題を1時間登り、15分休憩で、後半水色テープ15課題を1時間登るといったものでした。

男子、最多完登は26課題で井上さんと上田さんでした。パンチ
女子、最多完登は大山さんでした。パン
キッズ、最多完登はさとね君でした。ひよこ

おめでとうございます!!!

感想は、前半戦は中級クラスの課題が充実していて、後半はラスト3,4課題が難しかったような気がします。
1ヶ月間は課題が残っているので、セッションに参加できなかった方も挑戦してみてください!
とても寒かった日ですけど、見ていてとても元気をもらった1日でした!!

また熱くなりましょう!!!


2012 ヨーロッパツアー

2012年12月9日

今年の9月2日に始まったスペイン&フランスツアーから12月4日に戻りました。
帰国から何日か経って何か纏めようと考えるのですが上手く文章に出来ません。思ったままを兎に角書いてみます。

最初にスペインのロデジャーからツアーは始まったのですが、正直なところ、2回目のツアーだというのに何故か上手く調子を上げていけませんでした。ここでの目標としていた3本の8cの内、1本しか登ることができず「このままではロデジャーでの1か月間が要領を得ないまま終わってしまう。」と思い、移動の3日前に慌てて気持ちをレッドポイントからシフトしてトポ上では8bとなっている2本をオンサイトすることが出来ました。しかしこの2本も体感では、1本は易しめの8a+、もう一本も8a+/bに感じ、自分の納得のできる登りは出来ないままフランスに移動になりました。

フランスはゴルジュ・デ・ルーではロデジャーの巻き返しを!と思い息巻いて臨みましたが、8aのオンサイトすら容易くは無いフランスの洗礼を受け、ここでは息巻く気持ちを落ち着け、冷静に1本ずつ確実に落としていく事にしました。それでも全く歯が立たない8cがあったり、15回以上トライして登りきれなかった8bがあったりと、非常に手痛い洗礼でした。辛うじて8cのRPと8a+のOSはキープしましたが、「ツアーで来てフランスで登れるヤツは本物だ。」と思わせるほどにフランスの岩場は厳しいものでした。
La Fabela pa la Enmienda, 9a in Santa Linya最後に訪れたサンタ・リーニャは幸運でした。フランスでコテンパンにやられたお陰か、そこで培ったRP感が役立ったのか、自分に適していた長めの持久系ルートを着実に落とすことができ、いつの間にか9aに挑戦できるようになっていました。しかし岩の染み出しと天候の不順が、簡単には登らせてくれませんでした。ムーブは完璧に出来上がっているのに、1箇所、2箇所の染み出しの為だけに何度も何度も落とされ続けました。状態の回復を待つ間に他のルートをトライすることも考えましたが、刻一刻と迫る帰国日を前に「もう、これを登るしかない。」と決めた2日後。クライミング日程最終日の前日に、季節が秋から冬へと変わり、岩の状態が劇的に良くなりました。こうなるともう何も難しい箇所はなく、余裕をもって完登するに至りました。素直にうれしかった。

La Fabela pa la Enmienda, 9a in Santa Linya空知の時もそうでしたが”9″を冠するルートのトライには何かしらの苦痛が伴う。僕の場合は天候がいつも絡んできて、問題がこの天候にあるのか自分の未熟さにあるのかを不明瞭にして、100万回トライの迷路に連れ込んでしまう。”9″という餌を前にしてRPへの冷静な判断力を失ってしまう。

今回のツアーで感じたのは、それでも追い詰められたら結構できるという事と、そこまで追い詰められてしまう弱さと未熟さです。
ツアーのひとつの目標だった8b+のオンサイトには遠く及びませんでしたが、もうひとつの目標である8c+のRPは、9aのRPという形で目標以上の結果を上げることが出来ました。

本当に感謝しています。

(※ツアーの集計は後日、プロフィールページに纏めます。)
La Fabela pa la Enmienda, 9a in Santa Linya


soleil

2012年12月8日

京橋の工事5日間でここまで。
左は写ってませんが、左端垂壁から立体的なウスカブリまで11メートル。右側、横3.6、縦6メートルの145度壁。真ん中の山田君が立っているところ右に高いアーチがかかります。全体的にスケールがありハードルートのトレーニングもばっちりできそうですSoleil 京橋 工事5日目ん?
こ、コンセプトが・・・
来週は山田君の後ろにキノコが出来上がる予定です。


2012年スペインツアー終了

2012年12月2日

今年は目標が”Era bella”9aだったので、それは登ることができました。

それは本当に僕には難しく嬉しかったです!!

だけど、2本目に挑戦した”Open your mind direct”9aは登ることができませんでした。

今回のツアーのテーマは”挑戦”なので、ロング系が登れたら次はボルダーチックなルートを登ってみたかったんですけど、コテンパンにやられちゃいました。

しかし、登れなかった課題からの方が”がんばるぞ~”っという闘志が湧いてくるので、この感覚を大事にします!

さあ~!

また春に向けさらなる飛躍だ!!

正田 信一